令和2年度司法試験を振り返る(1日目)
こんにちは、足長お兄さんです。
今回は、シリーズ第一弾として、司法試験について振り返りたいと思います。
これから司法試験を受ける方に参考になれば幸いです。
1.起床~試験開始まで
試験前日はホテルに宿泊し、試験当日の7時に起床しました。
起きてからは、洗顔→朝食→まとめノートの見直しをしました。
コロナの影響で試験日が延期となっており、「いよいよかー」という気持ちで、ソワソワしていました(笑)
まとめノートの見直しは精神を落ち着けるために行うものであり、「試験直前に知識を詰め込む!」と考えるのは、良くないと思います。
これから受験される方は、前日までにはまとめノートの内容を覚えきりましょう。
試験会場に着くと、(密な状態で!)エレベーターに乗り、検温・アルコール消毒をしてから試験室に入室します。
受験者同士の距離はおそらく例年通りであり、「感染対策不十分じゃね?」と正直思いました。
幸いなことに、私の隣の受験者はおらず、いささか気が休まりました。
そして、試験が始まります。
2.選択科目
私は、国際私法を選択していました。
人事訴訟法・家事事件手続法についての改正があったのですが、正面からこれらを問う問題が多数あり、改正されたばかりの論点をこんなに出題するのかと、少し面喰いました。
時間ギリギリだったのですが、一通りのことは書けたと思います。
3.憲法
営業の自由・移動の自由について問われました。
昨年は表現の不自由展・香港デモのニュースがあったので、時事ネタ問題として、表現の自由・集会の自由等が出題されるかと少し思っていましたが、経済的自由権からの出題でした。
憲法では判例への言及が非常に重要ですが、今年の問題は、薬事法判決くらいしか判例を書けなかったです。。。
小売市場判決にも触れるべきでした。。
しかし、三段階審査の基本通りの型で、答案を書き切ることは出来たので、合格ラインを守り切ったとは思います。
4.行政法
答案を書きながら、目から汗が。。。
いやー、難しかった。
「これ、どうやって勉強したら解けんねん...!!」って、司法試験委員に毒吐いてました(笑)
試験後に友人と話した感じ、みんな手こずってたようなので、相対評価で何とかとどまってほしいところです(願望)。
5.試験後~就寝まで
試験会場から出ると、友人が数人で話していましたが、私は脇目も振らずに帰りました。
疲れ果てていたことと、行政法の手応えがなく、早く明日に備えたいと思っていたからです。
ブルーな気持ちでコンビニに寄り、夜ご飯と翌日の朝食を買い込み、その日はホテルに籠りました。
民事系3科目のまとめノート・百選を見直し、23時ごろに就寝しました。
~続く~